ワイナリーが多い!【山梨ワインの特徴】

ワイナリーが多い!【山梨ワインの特徴】

日本のワイン銘醸地と言えば、山梨県。何と、日本全国に数百あるワイナリーの約4分の1はこの地に集結しているというのだから、どれだけ凄いワイン産地なのか理解いただけるだろう。さて、そんな山梨県はどんなワイン産地なのだろうか。ここでは、ワイン産地における山梨県の魅力について考えていこう。
別の記事で九州ワインの特徴についても紹介しているので、そちらの記事もぜひ見ていただきたい。

山梨ワインの特徴

山梨県のワインの特徴は、赤ワインがマスカット・ベーリーA、そして白ワインが甲州で造られているというところだろう。

白ワインに仕込まれているのはほとんどが甲州であり、日本の9割の甲州は山梨県から生まれている。
マスカット・ベーリーAの仕込み量も日本随一であり、その品質の高さは多くの産地で知られている。

国際品種やハイブリッド品種も使われているが、現状は一部の生産者に限られてる。
山梨県では、新酒として甲州とマスカット・ベーリーAのみに、山梨ヌーヴォーという名がつけられる。
山梨県と山梨県酒造組合が、山梨県のワインを多くの人に発信、販路拡大を狙ってつくられたものであり、2008年から11月3日が解禁日として知られている。

また、巨峰などを使った一升瓶ワインであったり、氷を入れて赤ワインを楽しむかち割りワインなど、独自のワイン文化を持っている。
ワイングラスで提供されるのは当然だが、地元の人たちは湯のみでワインを楽しんでいるなど、さまざまな楽しみを持っているのが特徴と言えるだろう。

ぶどう栽培から見る~山梨の気候の特徴~

山梨県でブドウが栽培されている場所というと、多くの人たちが勝沼と思うだろう。
勝沼は、昼暑く夜涼しいという温度差が激しいためブドウ栽培には適している。
さらに、急斜面に畑が多いことから水はけが良く、強い風が吹くことから健全なブドウが栽培しやすいとされているのだ。

しかし、山梨県内には日本一日照量が多い明野村であったり、南アルプス市、一宮、穂坂などさまざまなところにブドウ畑が点在している。
勝沼だけが、ブドウ栽培に適している産地ではない、ということを覚えておくと良いだろう。

また、前述したようにブドウは甲州やマスカット・ベーリーAが多い。
1300年以上のブドウ栽培の歴史を持っているが、実はほとんどが生食用のブドウ栽培がメインとなっている。

ワインは加工食品であるため、はじめはクズブドウを使用してワインが造られていたと言われており、品質が高まって来たのはつい近年のことであることが分かっている。

山梨県は、日照量が多いのだが、梅雨時期に雨が多く降ったり台風の影響を受けやすいことから、実はブドウ栽培に完璧に適している場所ということではない。

さらに、勝沼などは夏場の気温が高くなりすぎるために、ブドウは日焼けを起こしたり糖度が上がり、酸が落ちていってしまうなど、厳しい環境のヴィンテージもある。

それでも、樽発酵、最新技術によるワイン造りなど、生産者や栽培農家の努力によって素晴らしいワインが毎年造られている。

この人間の技術力こそが、山梨県が世界に誇るべきテロワールの一部と言っても過言ではないだろう。

山梨県はワイナリーの数がとにかく多い!!

山梨県はワイナリーが多い。80を超えるワイナリーが存在しており、日本のワイナリーの4分の1が集結している。
それだけ、ワイナリーツアーも盛んに行われていたり、ワインを提供する飲食店も多い。まさにワイン大国なのだ。

山梨のワイナリー【まとめ】

ここからは、山梨県の代表的なワイナリーをいくつか紹介していく。
ぜひ、参考にしてみてほしい。

くらむぼんワイン

くらむぼんワイナリーは勝沼町の祝地区にある、歴史のあるワイナリーだ。
母屋の堂々たる日本家屋の醸造所は、まさに山梨県らしい佇まいであり、多くの観光客で賑わう山梨県らしさを醸す素晴らしいワイナリーだ。

さまざまなワインを生産しているが、特に自社畑はオーガニック栽培を採用しており、シャルドネやカベルネソーヴィニョンなど、国際品種も育てられており品質が高い。
世界を視野にいれてワインを醸している、今後も注目すべきワイナリーのひとつとなっていくことだろう。

引用:https://www.yamanashibank.co.jp/fuji_note/gourmet/kurambon_wine_2.html

ルミエールワイナリー

明治18年に創設された、勝沼でも非常に長い歴史を持っているのが、ルミエールワイナリー。
ワイナリーツアーにも力を入れており、ブドウを踏んだり、オリジナルワインラベル、ガラス造りなどいろいろな体験をすることができるので人気だ。

ワイン造りには定評があり、日本ワインコンクリールはもちろん、国際的にも注目されているワインを多く造っている。
甲州、マスカット・ベーリーAはもちろん、国際品種でも優れたものが見受けられる。

引用:http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/specialty/n_6980.html

あさや葡萄酒

勝沼にしか無いワインを目指し、実直にブドウ栽培を続けているあさや葡萄酒。棚栽培だけでなく、垣根栽培でもブドウを育てている。
品質の高い甲州やマスカットベーリーAの栽培に力を入れているのが特徴だ。
勝沼のテロワールを生かした、素晴らしいワインをこれからも楽しみたい。