あなたは知ってる?日本のワインに使用されるぶどうの品種

あなたは知ってる?日本のワインに使用されるぶどうの品種

今、少しずつではあるが日本ワインが注目されるようになってきている。
そんな日本ワインなのだが、日本で造られているワインというだけで飲んでいる人も多く、「実に勿体ないことをしている」と私はいつも感じている。

やはり、日本ワインにしか使われていない品種を覚えておき、その知識をもとに日本ワインを楽しんだ方が数倍美味しくいただけるはずだ。

ここでは、日本のワインに使用されているブドウ品種について紹介していこう。

日本ワインに使用されるぶどうの品種① マスカットベリーA

日本の赤いワインに最も仕込まれている黒ブドウ品種が、マスカットベリーAだ。マスカットベリーAは、1927年に日本ブドウの父と呼ばれている、新潟の岩の原葡萄園の川上善兵衛氏によって造られたハイブリッド品種である。

アメリカ系ぶどうのベーリーと、ヨーロッパ系のマスカットハンブルグが交配を経て作り上げられた品種であり、キャンディ香やカシス、イチゴなどフルーティーな香りを有すワインを生み出す。

タンニンが少なく、軽やかな味わいに仕上がるため、ワインが苦手な人でも大変飲みやすいワインとなると評判だ。近頃、栽培法や醸造法も見直されており、ミディアムボディと言えるクオリティのワインも多く見受けられるようになった。

引用:http://tetta.jp/blog2/?p=375

② キャンベルアーリー

キャンベルアーリーは、日本のワインに多く見られることから、日本の土着品種と思われがちだが、実は開発されたのはアメリカであり、「ベルビダー×マスカットハンブルグ」が交配されて誕生した黒ブドウとなっている。

これも、前述した川上善兵衛氏によって導入されたもので、主に九州地方ではこのブドウから赤ワインやロゼワインが多く造られているようだ。キャンベルアーリーは、その名の通り一般的な黒ブドウと比較して熟すのが早く、収穫が8月くらいには終わってしまうという特徴がある。

一部、収穫が遅れる地域もあるが、軽くフルーティーで爽やかなワインを生み出すことで知られている。初心者でも飲みやすい赤ワインが造られているのだ。

③ 甲州

日本を代表する白ブドウ品種といえば、何といっても甲州だろう。甲州は、山梨県で1300年以上の歴史を持っていると言われているが、そのルーツは中国にあるとも言われている、グリ系と呼ばれている薄い藤紫色の白ブドウ品種で、粒粒が大きく生食用として市場に並んでいる。

甲州の出自については、「雨宮勘解由(あめみやかげゆ)説」と「大善寺説」など、伝説的な言われが今までまかり通っていたが、近年のDNA解析の結果、甲州はカスピ海付近で誕生したと思われるヴィニフィラ種であり、それが中国にわたり、さまざまな交雑を重ねていって結果的に山梨に辿り着いたのではないか、という説が有力だ。

この甲州は、アメリカ系ブドウではなく、れっきとしたヨーロッパ系ブドウであり、まだまだポテンシャルが高まると期待されている品種。

ステンレスタンク、樽熟成、オレンジワイン、近年ではスパークリングワインの原料になるなど、その多様性を私たちに見せつけている。実に頼もしい、今後日本を代表するブドウ品種へと成長していくことだろう。

引用:http://www.ybs.jp/radio/y-index/2012/09/21130000.html

④ リースリング・フォルテ

ドイツやアルザスの主要品種として知られている白ブドウ品種、リースニング。リースニングと言えば、オイルのような香りやリンゴの香り、しっかりとした酸などが有名だ。

しかし、リースリング・フォルテは甲州三尺とそのリースリングを交配させたもので、サントリーが開発した日本独自の品種となっている。

日本の湿度が高い環境でも病害に負けないような力強いブドウであり、クセが無くすっきりとした飲みやすい白ワインを生み出す。リースリング・フォルテは、酸が魅力と言われており、その酸を大切にするために栽培、醸造されている。

あくまで、和食などの繊細な料理と合わせやすいように造られており、日常的に楽しめるリースニングということで今、マニアの間でも話題となっている品種だ。

引用:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180828002062.html

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